私は30年間バドミントン部顧問として競技に携わってきた。
そして多くの学校の顧問がバドミントンをナメているしている姿を見てきた。私と県の団体を争った顧問が久しぶりに県大会に来た時に選手が試合中に監督席にすわって文庫本を読んでいる姿。本当に情けなかった。この顧問のチームを強化練習秋で破った時に「帰る、帰る」を連呼して体育館出口で地区に先生たちになだめられていた顧問だ。私が役員をやっている20年間に1度でもそんな行動をしたら大会は止まってしまう。こんなナメた顧問が多かれ少なかれ多いと思う。
バドミントンはお互いによりラリーを続けられるからこそ面白い。「羽根つき」ではかわいそう。顧問がバドミントンをナメれば生徒もバドミントンをナメる。
つぎの指導者講習会。私はどういうスタンスで臨めばいいのだろうか?
わずか3時間の出会い。満足して帰ってもらうことが大切なのだが、媚びを売る必要はない。叱るときには叱る。怪我につながるような危険な行為は叱らないといけない。
バドミントンをナメた顧問は叱ります。それはバドミントンをナメた選手を作るからです。