2024-01-01から1年間の記事一覧

部活動の地域移行を考える

日本の部活動というシステムは世界的には珍しいものだ。部活動の教員の負担は数多くメディアに取り上げられて、中には顧問を管理職に断った教師の話が持ち上げられている記事すらある。確かに私自身が部活動に絡む過重労働が過労死寸前まで追い込まれて、精…

大河ドラマついて考える

今年の大河ドラマが今日で最終回を迎えた。視聴率云々をもう言う時代ではない。今回は舞台は平安時代といえば「風と雲と虹と」以来である。大変な困難なスタッフの苦労がわかる。今までの大河ファンから離れて行った人も多いと思う。一方で今回は吉高由里子…

被爆した医師を天皇が批判 朝日新聞デジタル

ノーベル平和賞で被団協が授賞式が行われた直後にこの記事を見て、昭和天皇について、戦争の検証について考えさせられることだと思う。 被団協が結成される前、「空白の10年」と呼ばれる時代に、原爆をの悲惨さを訴え続けた医師がいた。しかし、昭和天皇は内…

日本学術会議問題の経過

なぜ学問が政府・防衛省、産業界と距離を置くことが必要なのか。戦後,間も無く日本学術会議が設置されたのか。戦前の歴史の反省に立っているものである。 それを揺るがす事件が菅首相の任命拒否である。その後も続く「自民一強」の中でさまざまなかたちで大…

家を守っていく費用

義母が亡くなって義弟が遺産分割協議書案を作ってメールで送ってきて、催促の電話に時間がほしいと答えると「何が不満なのですか、心外です」と切って捨てられた。あまりの言い方に腹立たしくなり七七忌を息子に代理出席させるとすぐにメールで抗議してきた…

うえむら家

キャベツラーメン 港北ICを降りて産業道路をららぽーと横浜へ向かい、大日本印刷(DNP)の向かいにうえむら家がある。カウンター席いと家族席が2つ。とてもこじんまりした店で多少駐車場はある。 キャベツラーメンと頼むとキャベツ半玉ガス代そのまま入ったラ…

人工透析を受けながらできる仕事は見つけられるのだろうか。

夏の終わりからずっと介護の資格を取るための勉強を続けてきた。昨日、就職担当の先生に人工透析をしながらかいごのしごとはできるかどうかLINEしたところ「否」だった。もちろんわかってはいたが、こうして突きつけられるといったい自分の就職活動の行方は…

国民民主党へ投票された人へ質問

今回の選挙の一番のきっかけは何でしたか。「裏金問題」をめぐる自公政権についての賛否を争う選挙ではなかったのではないですか。しかし、今日の朝刊の中に「自公国」の文字が出ています。つまり「自公政権」を延命させた。これはとても罪深い行動ではない…

お金が優先でした。

遺産分割協議書をめぐっていろいろと動いてきました。昨晩、相手方より「白紙に戻す」旨が伝えられました。そこで今日の夕食後、家族会議を開きこれ以降の我が家の生活のあり方のについて話し合いを持ちました。私は先方の一歩的な言い方への不満を持ってい…

ささやかな抵抗

毎朝、4時にはごみを出して母屋へ行き、前日に洗った食器を棚に片づけて、お湯を沸かしてポットに入れておく。そんな日常生活。妻は定時にならなければ起きてこない。それまで私は離れで二度寝に入る。そして6時ごろになると妻は朝食づくりを始める。 朝食は…

「維新」とは何ですか

センター北駅前で「日本維新の会」の候補がいたので,「ちょっと質問があります」と声をかけると候補は手で払いのけるしぐさをしてひたすら演説を繰り返した。すぐに女性の運動員が近づいてその場から引き離して、質問は何ですか?と言うので、「あなた方の…

婿入り婚

平安時代は婿入り婚だった。と言われるが、それは男性が相手の女性を選んでのこと。現在の家族制度では結婚してした時に呪縛された。私は両親を早く亡くして妻は嫁姑関係をほとんど経験していない。子供ができて妻が送り迎えをしていた。子供は不安からか病…

プロフェッショナル

NHKの番組の中でもさまざまなプロフェッショナルが紹介されています。 そこからいろいろなことが学べます。 私も30年間教師という表舞台で一時期はプロフェッショナルに頑張れたと自負しています。 同じ年代で職員室に戻るとなぜか「谷崎潤一郎の文庫本」を…

リンゴヌード

学生たちに衝撃な一枚の写真。麻田奈美のリンゴヌードだ。前を向いてリンゴ一つで隠している。本当に堂々としたヌード写真は衝撃だった。少女の美しさがそこに凝縮していた。紙媒体のものは今はもう入手困難だが,現在のYouTubeで検索すれば、すぐに見ること…

自分の20年後

私は要支援1で毎週介護施設まで自転車で通っています。年齢は他の利用者から20歳は若くなる。そこで自分の20年後を考えざるをえない。本当にいろいろな利用者さんがいる。まだしっかり前を向いている方もある。一方で自分がなぜここにいるのかわからないで来…

不思議な秋の訪れ

私は障害を持っているので「特別福祉乗車券」を利用して地下鉄に乗っています。今朝、普通に改札を通ると駅員さんから「期限が切れてますよ」と言われてすぐに新しいものと取り替えて改札口を通りました。 我が家では「秋の女王」女郎蜘蛛が巣を貼っています…

仏縁です

もう45年前、母は身体障害者として毎日苦しい生活をしていた。そんなところへある宗教団体が「お気持ちを察します」と接近してきた。母は言われるがままこれは効き目がありますを購入し続けた。そして妹にも手を伸ばしていった。私は彼らにとっては難敵と見…

科学的トレーニング

私にとって校長命令のバドミントン部顧問は最初はとても苦戦しました。前任の顧問が体育の女性の先生で本当に素晴らしい運動神経で育て上げた生徒たちです。そこへ高校バレーでピンチサーバー要員しか経験のない私はどんな練習があるかもわからないまま生徒…

大きな玉ねぎの下で

文化祭のオープニングで吹奏楽部をバックに「大きな玉ねぎの下で」を歌った。 実は吹奏楽部から金剛地先生はこの歌を知っているか聞かれたので知っているよ。爆風スランプのコンサートも見に行っているよ。と話しました。その中でもサンプラザ中野が最後に締…

デザートで決まる。

三谷幸喜ドラマの初期の名作に「王様のレストラン」があります。うらぶれてしまったフレンチ料理店のオーナーとなった主人公が父の親友である「伝説のギャルソン(松本幸四郎:当時)」を探し出して店を立て直していく物語でアメリカの大学の経営学の教科書…

リハビリ施設でのプログラム

精神を病んでしまった私が自分でリハビリをすると決意したのにリハビリ施設ではなかなか納得できずスタッフを困らせました。幸いリハビリ施設での利用者との間でうまく仲間入りできました。でもふりかえってみると自分ができなかったことがたくさんありまし…

金曜日の妻たちへ

小林明子の「恋に落ちて」が流れるとドラマが始まります。 内容は「不倫」をテーマにしたものをコミカルにしたドラマです。 「恋に落ちて」を歌っている小林明子さんがとても美人でしかもところどころに英語の歌詞が含まれててなんかいい雰囲気になります。 …

男の子たちの青春

「俺は男だ」森田健作主演のテレビドラマで鎌倉がメインの舞台になりました。高校時代は鎌倉に何人か友達がいて時々外泊していました。男たちが集まればあまりいいことはしていないと思いますね。 しかし、今でも覚えているのは暗い海に向かって「バカやろー…

夢のsession

軽音楽部のメインバンドはユーミンのコピーが中心でした。本当にユーミンは難しくて特にボーカルの先輩は部長から何度もダメを出されていました。私と同じキーボード志望の2人組はいつのまにか英語劇のサークルへ鞍替えしていました。 高校時代に自分はシン…

精神科のハードル

神経内科に行ったり、いろいろと自分は精神科には行きたくない気持ちで受診するたびにその科では自分の心の危機を訴える場ではありませんでした。 しかし、現実に生徒から返されてる答案用紙が真っ白に見えてしまう。意を決して〇✖をつけようにも判断できな…

「伝統的価値観」「愛すべき日本」・・・

こうした表現をされる方はどの時代を頭に描いているのでしょう。「伝統的」といっても多くは明治時代に形成されているいるものが多いと思います。さかのぼっても江戸時代の儒教的倫理観にたどりつくのではないでしょうか。戦後、日本国憲法下、「個人の尊厳…

ネットが荒れてます

石破総裁誕生とともにネットが荒れています。荒らしているのは右翼的価値観の方々です。非常に感情的な投稿が次々とされています。彼らの思想背景はどこからきているのでしょう。最低限の歴史知識・グローバル観すら持ち合わせていない投稿が目立ちます。 こ…

お前のおかげでいい人生だったと。必ず言うから。

私にとって地理、歴史の授業はそれまでの積み重ねを発揮するだけでやっている自信があった。初めて公民の授業を担当することになった時、本当は不安でたまらなかった。どうしたら生徒の心に響いていける授業ができるか。 そして「婚姻届けを書こう」という授…

お父さんはロックだから

私のフォークソングとの出会いほ新宿西口広場に始まる。父親に「このふうけいを見ておくんだ」 議論がわかる年齢ではなかった。しかし、ギターで歌っている曲は耳に残った。ボブ・デュラン、PPM、ジョーン・バエズなどアメリカのプロテストソングを深夜放送…

めまぐるしい毎日

私が20歳で父を、25歳で母を亡くした時、今考えてみるとこれほどめまぐるしかっただろうか。当時の体力・気力はもう戻せない。しかも父の亡くなった時には人工透析中野母、大学進学を控えていた妹を抱えて、そこに親族会議に備えなければならなヵった。 しか…