不思議な祖母、叔父、叔母

祖母は母に「嫁いびり」を繰り返していました。

鹿沼から母の妹が手伝いに来ました。ある時、叔母は私と妹を連れて、六郷橋まで歩いていきました。満月の月でした。

父は一つの決断をしました。横浜に土地を買って、家を建てることになりました。

そして、ある日の夜、叔父、叔母、そして、その配偶者たちが家へ乗り込んで来ました。小学校3年生の私は布団の中に隠れていましたが、その場でどういう話があったのかはよくわかりませんでした。

祖母は次男の叔父を筆頭に父以外の兄弟旅行によく出かけてました。私は父方の従兄弟たちの顔わ知りませんでした。長女の叔母の旦那さんが亡くなった時、従兄弟たちから挨拶されましたが、わかりませんでした。ただ一人、芸能活動で成功している従兄弟がいます。

今回、家が存続できなくなり、墓終いをして、旦那寺の散骨墓に入れることになりましたが、もう90を過ぎた叔父は最後までおばあちゃんのお骨はどうするんだ。と、こだわりました。

横浜の家からは富士山が見事に見えました。曽祖母も横浜の家の食卓のテーブルに座って座って本当に嬉しそうにしていました.