設楽が原の戦い

明日、大河ドラマは「設楽が原の戦い」です。テスト問題では一丁1000万円から3000万円の火縄銃を、どうやって用意したかを論述せよ。と出題しましたが、覚えてますでしょうか。一応、4択から自分の意見を書かせました。覚えてますか?

しかし、明日の注目点は別です。一つは織田・徳川

連合軍が火縄銃をどのように運用したかです。教科書の図版では銃を持った兵士が三段に並んでいます。どこかの知ったかぶり先生は「これが3段打ちだ」と話されますが、うそです。火縄銃は火薬を入れ、玉を込めて、焦点を合わせて打つまで時間がかかります。えどじだいに書かれて図ではそうなっていますが、一列ずつ「構え、打て」なんてやっていたら、武田の騎馬隊は三段の馬防柵をどんどん乗り越えてしまいます。さらに火縄銃の有効射程距離は50メートルです。三段撃ちではなく、準備ができた兵士から次々飛び込んで撃っていたのです。詳しくはNHK「歴史探偵」を、見てください.

もう一つの疑問はなぜ馬防柵へ突撃したのでしょう。鍵を握る男は酒井忠次です。これも「歴史探偵」で放送してます。

そして、武田軍の突撃は約6時間にわたって続きました。これは今回の大河の、監修を、されている平山優先生の分厚い著作に出ています。

いったい武田勝頼は凡将だったのでしょうか?「影武者」ではショーケンが風、林、火が次々と突撃して、鉄砲の音、そして、倒れた馬が映し出されます.中でも一頭が立ち上がっていくシーンは黒沢監督は馬にまで演技させるのか、と世界で話題になりました。今回はどんなえがきかたをく?のかがたのしみでふ。