新しい企画

都田地区センターを拠点にした企画を進めています。バドミントンについてはもうしばらく周りを固めたいと思います。神奈川県バドミントン協会会長とは毎週会っているので焦らないでいけそうです。社会科の地形図の読図に特化した研究会から始めます。まず社会科嫌い、暗記教科という殻を破らなければいけないと思います。社会科研究会や大学や教科書会社を巻き込んで、若い先生や先生を目指している人たちを大正として地味に地図に色塗り作業を

してもらおうと思います。

私が新任の頃は私と同期の理科の先生といつも同じ高いを前に議論を戦わせていました。教科を超えて、同じ地形図を相手にしてこれだけ見解が違うことを勉強していました。その時の山のようになっていった土地利用図が私の教科の成長の証です。

最初に採用された時は音楽科。そして特殊学級と回り道しながら力を蓄えていました。日本史しかわからない社会科教師からずいぶん成長してデビューできました。

モシいきなり社会科から始まっていたとしたら、こんな視野はきっと身についていなかったと思います。そういう意味で、ぜひ2時間地形図と睨めっこしてほしいと思います。きっと隠れた力になります。

ブラタモリ」が終わってしまってとても残念です。TVで見ていてタモリさんが足元にある石をしっかりわかっていることです若いアナウンサーたちはいつもタモリさんの知識に次々と驚いている光景が何度も何度も繰り返される。あゝ、この展開。

タモリさんは最低限な地学の知識に基づいて話しています。地学の時間にどういう📖態度であったかがわかります。私の地学の先生は脱線が多かった。リレーのメンバーは何で決める?足首を触って決めるんだ(笑)。東山聞き流してしまいそうだがポイントはしっかり押さえている先生でした。大学に入って一般教養で自然地理学をやるときも基礎的な確かができていたので理解は深くなった。地形図を見て、土の中まで見えてしまう。不思議なことができます。実際に歩いて土地利用を確認できれば、納得してしまう。地学的にいうと日本の土壌は世界の中で下から二つまでぐらいのランク。ちなみに最高ランクの一つがチェルノーゼム。まさにウクライナ戦争の看板です。だからロシアはこの土壌か欲しいのです。ウクライナ戦争の裏に地質ありです。たかが地学の時間という勿れ。このような最高ランクの土壌は地球上の半の限られた所しか分布していません。

日本人はこうした土壌と付き合いながら農協を営んでいます。よく大規模化農業について語る方もいますが、地面の下まで見えてない「開発」が行われてきてる。開発担当者はどれだけ地下まで把握できているのだろう。こうしたしぜんちりてきな知識と人文的地理学と結びついてさらに歴史地理学へ発展する。若い先生たちには教科を超えてクロスオーバーすることで視野の広い教育につながります。高等学校で感じたのはこうした視野の広い教師よりも専門分野しかわからないむしろセクトカした教師たちでした。これでは全人格的な教育は難しいと思います。時に中学校の社会科教員達は、すべての分野へ目を通せないといけないのです。だから中学生になった最初の授業に備えて地道な訓練をしたいとおもいます。