障害者の子育て

我が家は典型的な子育てに失敗した家庭だと思う。ら私の子供への子育てに協力してこなかったことは十分にわかっている。しかし、妻が「かわいそう」らという感覚でしか子どもに接してしたことも重要な要因だと思う。

実際に経済的に苦境に立たされたところで子どもたちの障害者認定、障害年金の申請を行い、子供たちの自立への道を進めようと始めた。その一方で妻は自分自身が精神障害を発症して私一人で5ヵ月間、動き回ったら。妻の症状も今は一段落見えるようにだが、子供たちからは「子離れ」ができない。娘の部屋に入り込んで「穴熊」になって娘の自立の障害になっている。何度も苦言を呈しても開き直るばかり。生活支援員さんからは焦らずにいきましょう。と言われていても、娘の精神安定が心配で仕方ないのです。

障害者であっても立派に子育てされている方はいくらでもいます。自分の精神障害を言い訳にされたくないのです。どうしてもそういうところをすくい取れる相談機関がないか試行錯誤しています。

妻の生育歴を考えるととても「良い子」「手のかからない子」どいうワードが並んでいる。最終的に大学では特待生、総長賞とならび国家公務員試験に合格して、そういう一直線の道しか歩いてこなかった。子供は二世帯住宅で親に任せて働いていた。

「世間知らず」なのである。目の前で「挫折」をしている自分の子供をただ抱え込むことしかしてこなかった。

だから今、厳しい状況になった時、親としてどういう振る舞いが必要なのかが、わからないのだと思う。

幸い子供たちは自立への道を歩み始めている。親としてそれを見守ることができないのだろうか。

今が正念場だと私はみています。