TVのダビングを終えて,離れへ持っていくお湯を沸かそうと台所へ向かうと息子が昨晩、自分が洗った皿を食器棚へ戻していた。「きちんと片付けていないと嫌なの」と言って、生真面目に作業をしていた。妻が障害を発症して以来、朝一番にお湯を沸かし、洗濯機を回して、食器を片付けまでが日課だったが、いつも一人でやっている思いを背負ってやってきたつもりでいたが、次第に妻も起きて来て炊事・洗濯をするようになった。子どもたちも障害年金がでるまでは家事を手伝うことへ微々たるお小遣いを渡していたが、年金支給後は家事は家族全員で分担するから小遣いは出さないよ、と言ってきたが、それまでやって来た家事は行ってきた。
しかし,今回の大切だと思うのはさらに自分の仕事をよりよく改善していこうという姿勢が見られたことだ。
やっと一人で背負わなくていいんだ。思えるようになった。