合唱コンクール

忘れられないのは「大地讃頌」。正直言って、賭けに出ました.三年生が卒業式で歌う定番ソングでした♪それだけ難曲だということです。音楽科の山田先生のクラスには真澄がいる。はっきり言って一人でソプラノは勝ち目がない。「大地讃頌」を選曲したのは、私のクラスに中沢がいたからである。自然教室でも女子からテニス部のスコートを履いて、その他全員の男子が飯盒炊爨で使った団扇です風を起こしてスコートがめくれそうになる仕草をしながら「マイッチング」と可愛く演技するエンターテナーである。女子だって負けられない。上林を中心とした女子軍団もよく練習していた。キーボードはクラスに一台。うちのクラスは私が自分のキーボードを持ち込んで「口移し」で練習した。

当時の文化祭は学級発表の存続をめぐって、揺れていた。もちろん学級発表しっかりやる。でも合唱コンクールも手が抜けない状況だった。下馬評で山田先生リード。だけど私のクラスは負けていなかった。「讃えよ大地をあ-」のテノールの伸びが勝敗を分けると考えていた。そこに中沢がいた。頼むぞ!最高のテノールを聴かせてくれ、しかし、真澄のソプラノも凄い。審査員席は揉めている、クラスの席に座っていられなくなって審査員席を覗き込んだ、僅差で私のクラスの勝利になっていて、審査員席から勝利のVサインを送って一気に盛り上がった。

山田先生はどのクラスも惜しみなく教えていました。本当は山田先生に感謝です。ずっと我々の前に立ちはだかってくれていた。翌年、勢いに乗って「組曲筑後川から河口」を選曲した。山田先生は「野生の馬」を選曲してきた。しかし、結果は完璧に「野生の馬」を完成させてきた山田先生の圧勝だった。

ただ、難しい曲さえできればいいのではないかとを教えてもらいました。

 

その後、英輝先生は自分の奥様がピアニストという最終兵器を使ってきた一人一人のパートに合わせたテープを配り、家庭練習を充実させることで山田先生を乗り越えたり、私が浜を去る年に入ってきた社会科の新人が「河口」で敵討ちをしてくれたそうだ。

あの学年の3年のクラスでは真澄も中沢も別々のクラスであった。チームプレーが大切だと思います。

 

先程、我が家のYouTubeで「赤い鳥 翼を下さい」を見せた。赤い鳥が登場した時、彼らはドラムを叩き、エレキギターを弾きながら「翼を下さい」を歌っていた。原曲がこちらであり、合唱の「翼を下さい」は音楽家が編曲したものである。この原曲を聴いた財津和夫小田和正が同じ電車に乗り合わせ、これには勝てない。と新たに闘志を燃やすことにつながった。そういう意味で私も合唱用の「翼を下さい」の楽譜を見ると、がっかりしてしまう。赤い鳥のいいところがこれでは表現できない。

大学の軽音楽部で「翼を下さい」を歌いたいので伴奏してもらえますか?ときた時も、私のバージョンでやるならいいよ。というと、金剛地さんのバージョンで歌いたかったんです。ということだった。

クラス担任として、もし生徒から「翼を下さい」を歌いたい。言われたら、あの日比谷野音の🎶テープを聴かせてから、考えさせようと思っていた。

 

最後に悔いの残る合唱コンクール。学級担任に断りなく音楽科の押し付けた曲が「カントリーロード

宮崎駿作品の「耳をすませば」の挿入歌である。原曲はアメリカのカントリーソングの神様ジヨン・デンバーの「country load」である。この歌がどれだけ素晴らしい曲かと思うと、この日本語訳詞にはその原曲の良さがなくなっている。原曲のまま英語で歌わせれば良かったと後悔している。