ピアノのレッスン始めました。

先日、街角ピアノデビューしましたが…。実は私の前に弾いていた若者がディズニーメドレーがとても上手で何人かの人が足を停めてくれている状態でした。軽く和音だけ音を出してみた時にキーボードと違うタッチの重さ。ずっしり感じました。もう、その時点で弾けるかな?とドキドキし始めました。

ピアノのすぐそばで子連れのお母さんがニコニコしている…。

曲目は「宵待草」短調大正ロマンの曲です。本当は隣にソプラノの歌い手がいれば野口雨情の詩が流れることになるのです。そういう意味で伴奏部分だけ弾いても誰もピンときません。さっきいらっしゃった親子もいなくなってしまいました。

続いてサイモン&ガーファンクルの「明日に架ける橋」と「サウンドオブサイレンス」を弾いている最中、後ろがうるさくなっていた。小さな子供を連れた家族がいて、子供がピアノに手を出したくてダダをこねています。一人10分の割り当て時間でしたが…。親も騒ぎが止められなくなっていて、私も集中力が切れて咳を離れました。次の瞬間、ピアノは打楽器と化していました。とても悔しいデビューでした。

やはり練習を積んで弾きたい。きちんとした楽譜で練習を積んで文句なく弾きたい。楽器店に行ってピアノのレッスンを始めることにしました。

私には左手の薬指に二度と治らない大きな障害があります。それをごまかしごまかし弾いてきました。楽譜を開いてみても、右手は何とか読めても左手がどうしてもイメージできないのです。

まあ騙し騙しできません。一から習い直すことにしました。今までの実績は全て捨てて、先生についてしっかりレッスンしていきたいと思います。

昨日は右手だけ確認しましたが、ちゃんと楽譜が読めていないところがピアノを前にするとよくわかります。なけなしのお金で電子ピアノを購入しました。離れのロフトに置きます。防音カーペットも届きました。あとはピアノの来るのを待つだけ。

 

今の辛い辛い毎日の終わりに練習したいと思います。