若者たち、今、立ち上がれ!

TVで中継されている政治倫理審査会の答弁を見て、誰かこの腐れ切った政党の姿がわからないのだろうか?まったく説明になってない。本当にこの政党に将来を託せるのか考えてみて欲しい。本当に知る限りこの政党は誰のために政治をしているか見破って欲しい。経済人は言いたいことを平気で言ってのけている。彼らにとって今の株高は逃したくないチャンスである、どんどん膨れ上がる社会保障費は無駄にしか見えてない。一方、防衛費の増額は彼らには都合のいい話である。日本の中で生きている人々の生活を支えるために私たちは税金を払っているのではないだろうか。こうした一方だけに顔を向けている斎藤について、私たちはきちんと必要とされている政党かどうか、良く考えて欲しい。

年寄には期待してはいけない、彼らはもうすでに十分な既得権益を手にした悠悠自適に暮らしている。若者たちの現状はどうなのか、子供を儲けることをためらわせてしまうような社会の仕組みを知るのは働き始めてしばらくしてからのことであり、そこで苦しい決断に直面してないだろうか。

すべては年寄りのせいである。自分たちの既得権益を守ってくれる政党であればどんな不正義でも通ってしまう。

これは日本に限った現象ではない。アメリカでも「もしトラ」という事態があるそれがどんな不正義でもアメリカがそれを許してしまったら、そういう不正義がまかり通りことを世界に示すことになる。

まさに日本でも同じ事態である。私の選挙区のその政党の議員は「改革断行」という看板を10年近く掲げているが、こうした自分の政党の中の不正義に立ち上がろうともしていいない。選挙民はちゃんと見ているだろうか。

私たちは若者が挫折していった後の世代である。大きな力の前にそれをおちょくる程度のことしかできなかった世代だ。今の若者に対して申し訳のない世代である。しかし、罪なのは既得権益を手にしたまま世を去っていった世代、去っていこうとする世代が自分達の既得権益を手放そうとしない。これでは世代間の不均衡がどんどん大きくなってしまう。

そういう政治をしてきたこの政党に掣肘を与える。その機会だと思う。若者が立ち上がってこうした年寄りたちの不正義に立ち向かう時が来ている。

彼らは長く生き過ぎている。それが当たり前だと何も疑念も持っていない。人口ピラミッドは逆転三角形になってきている。社会の危機である。若者の未来をしっかり語れる政党が今必要なのだ。それは「明治維新」を肯定的に捉えている歴史観をもった政党ではない。高度成長期に司馬遼太郎を読んでいた世代にとって「明治維新」は現在の日本を作った輝かしい出来事のように思い込んでいる。それはもうすでに司馬史観に毒されている。既に歴史学の世界ではもう葬り去られている歴史観である。ところが歴史を抑える教師たちがべんきようしていない。これでは若者達が気がつくわけがない。現代史を授業でやらない社会科教師がどれだけ多いことか。、それを見直すための歴史総合も骨抜きにされている。若者たちは真実を知らない。大学の教員からまず入れ替えをしなければならない。今の教育を良しとする教員たちには退場を願いたい。一方で、間違った歴史観を持ってしまった若い教員たちをきちんと見分けないといけない。こうした若い教員は年寄りたちと結びついて甘い汁を吸っている。

だから若者たち。しっかり自分の手で勉強して欲しい。しかし、君たちを骨抜きにしていく様な教育が行われている。

もうすでに君たちの教師たちそのものが骨抜きである。そういう自覚を持って教師を見て欲しい。

あまりの教師の多忙さの中でいかに自分たちが骨抜きにされていることに気がついていない。

だから若者たち。自分たちの手で勉強して欲しい。