中学校の社会科の授業

特に1年生は初めて専門教科と出会う大切な場面です。教科書通りやっていくといきなり「縮尺」。教科書の通り始めようとするといきなり計算では社会科の楽しさはもう終わったしまいます。、最初は「地図記号にはワケがある」それぞれ地図記号の由来から始めると、結構これが定着するのです。少々の小細工しておきます。地図記号は改訂があります。つまりそれより前の地図記号を書こうとすると、年齢がバレます。

平安時代大河ドラマでも取り上げたいますが、脚本の大石静先生の言われる通り、貴族なんて人口の0.00001程度、それだけの話では話しがかたよってしまいます。そこで「直秀」登場だったのですね。前回、非業の死を遂げてしまいましたが、何かのかたちで民の生活を描いて欲しいですね。ところで紫式部のライバルとはなればという組織が清少納言ですね。もちろん、「春は曙…」を覚えていますか?隣にもしも男性がいたとするたとこれは面白い話に発展しそうですね。私が横浜市歴史博物館のガイドボランティアをしている時、横浜市内のこうした施設をまとめていたのが「横浜市ふるさと財団」という組織があります。その理事長の五味文彦先生の「枕草子歴史学」の中にこの記述があります。一覧表を覚えさせるなんてつまんないことしてないでもっと本を読んでネタを仕入れてください。

私は歴史が専門分野になります。歴史を生徒に教える場合これが正解という教え方は避けてもらいたいです。なぜなら歴史学には諸説あります。一つだけの見解で○✖️をつけていく感覚は馴染まないと思います。そういうことになると、マークシートなどは馴染まない教科です。もっとそれぞれの見解をしっかり持たせるような指導が望ましいと思います。

3年生の公民の最初は「婚姻届」。何で婚姻届なんだ?「婚姻届」は憲法なしには書けません。実は婚姻届を書きながら日本国憲法を学べます。ただ世の中には「婚姻は両性の合意のみで成立…」が気に入らなくて書き換えさせたい輩がいます。彼らの論理、前近代的です。こうして少子化が進む原因だと思います。今の若者はこどもをうまないのでなく、産みたくないのです。これから将来の地球環境を考えたら、若者を非難することはできません。地球環境をここまでにしてしまったのは年寄りたちです。しかも彼らはすでに年金を持ち逃げしています。