離れでのこむら返り

昨晩、いくつかメッセンジャーを送って、布団の上で足を伸ばした瞬間。足の甲に違和感があった。こむら返り対策の薬を一錠飲んだ。一時収まったか、と思った瞬間から再び軽い違和感…そして、一家に両足が攣りはじめた。歯ぎしりををして、必死に呼吸を整えようとしても、むしろスネの筋肉がペコッと凹んでる感じがする。ただひたすら悲鳴をた。唸った。動けない。

たまたま手が届く所にiPhoneがあった。痛みの中て妻の携帯番号を探す。通じた!妻は8時に台所仕事を終えて、風呂に入って、もう次の朝、4時に起きるために寝ている。妻が私にどうしたのか、尋ねても、私はすでに悲鳴をあげるだけ…。妻が合鍵を開けた!すぐに「どっちの足」聞いたそうだが、悲鳴を上げ続けていたそうだ。困ったことに我が家にはスポーツの心得のある家族はいない。妻も両足をささるだけだったようだ。それでも少し意識が戻ってきたところで「水」というと

水筒を見つけて、私に渡してくれた。何度も水を飲んでいるうちに少しずつ呼吸もだんだん戻ってきた。妻は「帰る」と言って母屋へもどった。

 

あざみ野の3年目、冬、トイレで嘔吐と下痢の中で意識を失い、たまたま気がついた息子が妻を呼び、すぐ救急車を呼んだ。お財布に昭和大学横浜市北部病院の診察券と保険証が入っていた。救急車の中で血糖値が700を超えていた。私が意識が戻った時には管が何本も張り巡らされていた。

 

集中治療室だった。一週間、集中治療室にいた。

 

今回はまだ悲鳴を上げながらもiPhoneで妻に通じたが、今後どうなるか。人工透析が始まれば、そういうリスクはさらに高くなるだろう。

 

私の母が人工透析していた時には妹が母の筋肉をほぐしていた.私の場合は誰がやるのだろう。

 

今朝、私は1時30分に目が覚めて、服装を整えて、ゴミ出ししてから母屋へ向かった。とても気持ちの悪い朝だった。お湯を沸かし、夕食の食器をそれぞれ棚へ戻して、録画してあったTV番組をダビングして、次の録画予約をセットして、朝刊が届いたので目を通し、ダビングが終わったのを確認して、インデックスカードを作成した。そのころ妻が起きてきて、いつものように朝食を作っているうちに母屋の雨戸をあけてまわった。

そして、アルバイトへ出かけたが、目黒駅から現場まで油汗でべったりとなり、作業着に着替えて仕事を始めても下を向いただけで油汗がポタポタ落ちていく。月曜の朝のゴミ倉庫はいつもの倍のゴミが出されている。汗びっしょりなりながら、ゴミを分別する8時には収集車が来てしまう。今日は燃えるゴミだけだして、明日の可燃ゴミの収集に備えて、段ボールを潰してまとめていく。ペットボトルも山と出ているので収集用のネットに詰めていく。ゴミ倉庫は一度ブラシで汚れを落とし、綺麗にする。先日、お客様よりエレベーター前にゴキブリの死体があったことのクレームがあったのでよく確認しなければ。ゴミ倉庫の中で苦心している私を嘲笑うような、黒い大きな蠅が入ってきた。