ベタな青春ドラマ

今、「飛び出せ 青春」の第13話を見てる、こんな青春ドラマを見て育ったんだな…,石橋正二、大田黒久美、村野武範などが活躍している。「俺は男だ!」の森田健作早瀬久美などの姿も懐かしいです。「小さな恋のメロディ」のマーク・レスターを見ていると亡くなった高校時代の同級生の姿がダブって見える。部活が終わって家でテレビをつけると

必ず青春モノのドラマの再放送をやっていて「青春とは何だ」から始まって、試合になると必ず「貴様と俺」をみんなで歌う。いつも同じパターンなんだけどつい見てしまっていた。他の同級生も見ていた。すると夜の鎌倉の海岸で海に向かって「バカやろー」と叫んでしまったり、海岸の砂を握って「俺はやるぞ」と言ったり…。私はそういうノリからこれからも離れられないのだろう。今の生徒たちを見てると、そんなノリが足りない。「スクールウォーズ」あたりになると違和感が出て来て見なくなりました。浜中で仕掛けたいろいろにこの経験が生きてます。何だそうだったのか。

今度はチューリップの最後のステージを見てます。銀座ナウで活躍していました。高校1年の時、視聴覚室で「心の旅」を聞いています。YMOはもう二人が亡くなってしまって、もう「ライディーン」を、生で聞くことはできなくなりました。だけどあのメロディがかかると興奮します。

先週、現在、勤務している高校で文化祭が行われたので勤務日ではないけど顔を出しました。すると生徒が私を見つけると「先生、うちのクラスに入って」と引き摺り込まれました。本当にそういう体験は大切だと思う。浜中の時、週5日制の導入に伴う行事の精選の名の下に文化祭の学級発表を削ってしまおう。と教務を中心に動き出した時、特別活動指導部としてはストップをかけました。私は文化祭実行委員会を動かしてこのままではダメなんだ。なんとかしよう。ということで苦肉の策で「自由参加」まで持って行きました。そして、次の年に転任されて来た、なんて中途半端なことをやってるんだ。3時間ファミレス出説教されました。そんな時、閉会式前にフォークダンスをやろうとなったのに全校生徒がなかなか動かない。しかし、生徒会長の熱のこもった呼びかけで全校生徒が動き出して、本当に全校生徒によるフォークダンスが実現しました。文化祭実行委員長は涙涙で挨拶ができません。私の後ろにいた先生が「金剛地さん、やったね。あの涙がすべてだよ」と声をかけてくれました。その文化祭実行委員長はバドミントン部の生徒で部活の時の分、私に言いたいことをぶつけて、事情を知らない先生は驚いてました。

必死に浜中生に青春を作ってました。

私は学校変わって行く時、生活指導部と特別活動指導部が両輪とならないと、動いていかない。日吉台できつかったのは私が学年主任でありながら、学級担任を兼任。さらに殆どの問題のある生徒は私のクラスに入っていた。生活指導係は正面に立ってくれない。苦しくて苦しくてたまらない。でも教師が苦しい気持ちはきっとバレていた時おもいます。常々、同窓会は学年全員で学年先生方も全員招待して、行いなさい。と話して言いたら、本当に実現してくれました.