「家制度」は日本の伝統だろうか。

広島サミットを前に日本の人権問題への取り組みの遅れが報道されています。抵抗勢力自民党の一部議員とそれを支援する人々の存在です。LGBTの問題や入管法をめぐる痛ましい事件。根っ子の部分は繋がっていると思います。私は日本史を勉強してきて、日本に「家」という概念が出てくるのは平安末期からです。それは「惣領制度」という形で授業で取り扱いましたが、鎌倉時代にも女地頭は存在しています。また、南北朝室町時代を、通じて混乱して行きました。江戸時代に儒教で再び家父長制への回帰か始まり、例えば、井伊直弼なども長い間の部屋住生活ののちに、兄たちが次々と亡くなったいくなかで家を継いでいます。それを法的にしてしまったのは明治政府だと思います。万世一系天皇制という概念もそこで根付いたもので、実はそんな長い歴史ではなく。歴史的に見れば、推古天皇持統天皇

などの時代があり、江戸時代でさえも明正天皇の存在があります。

つまり、明治政府の作った伝説が都合がいい人たちの産物だと思います。

天皇制のありかたについて、本来なら議論を進展させなければいけない現実がありますが、なかなか抵抗が強いようです.

私は自分の家の相続に際して、まだ戦時中に亡くなった祖父から父へ「戸主権」が相続されていることを調べ、さらに現民法の相続に関する制度を説明することで20歳になったばかりの相続権をまもりました。

入管法の問題も、国際的に見れば日本のあり方は異色のものであることを気がついてほしいと思います。実際に世界で戦争、内戦が続くなかで難民問題は日本も他人事ではないし、緒方貞子さんの国連での活動を思い出してほしいと思います。正直、入管法をめぐる職員の方の人権意識はどうなっているのでしょうか。

そういう意味で広島サミットは意義のあるとこだと思います。しかし、一方で岸田総理は自分の足元が心配でならないと思います。

基本的に教育の場でしっかり扱っていかないといけない時代だと思います。まずは教師自身が自分の手で学習しておかないといけないと思います。、基本的に教科書に扱うまでは、もう少し、議論が進まないと、変化することは望め、ないと思います。

若者の危機感をもっと反映できるしゃかいが必要ではありせんか。

やっと後期高齢者年金問題への見直しの一歩が始まりました.正直、遅きにしっしてしまったことですが、やっと厚労省動きざるを得ない世論があると思います。実際、厚労者では厚生省出身の方の力は強いです。そして、厚生省の最初の動きは軍人恩給に支給から始まっていて、福祉政策はその後からついてきてます。そういう官庁の体質があるということも実は大切なのです.

 

話は変わりますが日本のエネルギー政策について、G7前の経済関係の会合でも日本の、孤立が浮き出ています。原子力ムラの既得権の根深さを感じます。

世界的にもアメリカでトランプを支持する岩盤支持層の発想も地球環境にとって危険なものなのですが、どうしても自分の利益にしがみついた投票行動が心配です。