一緒に走る指導

私が日吉台でご一緒した渡辺正明は転勤先の荏田南でバドミントンの顧問になりました。日吉台では職員室の前で私の基礎練の指導を見ていました。私と大きく違うのは長距離走を練習メニューに入れていました。正明先生が長距離走をさせている他の学校と違うのは長距離走の時、自分が先頭に立って走ることです。安易に学校のマラソンコースを延々とらせておくのとは訳がちがいます。一緒に走ることで生徒との信頼関係が生まれます。私も初任校で男子たちと繰り返し繰り返し試合をしましたの時の自信が浜中に転勤して男子バドミントン部を持つに当たって、まず5092真剣勝負を繰り返しました。まだバドミントンを舐めていた浜中の男子部員は次々と破れていきました。そこから指導が始まりました。純子や由佳から見れば話私なんて入部してまもなく勝てる存在だったかもしれません。

だけどそれまでの浜中のバドミントン部の顧問は体を張った指導がなかったように見えました。区大会でも負けて当たり前、ヘラヘラしてました。そこから市大会に行って最後の試合まで見せました。ます、ここまで行けるように頑張ろう。と声をかけました。

最後に赴任した田奈もまったく昔の浜中でした。私はもう身体が動かなくなっていました。だから、違う、そうじゃないと言ったも見本を見せられない自分がとても悔しかった。